支援工房九谷(石川県立九谷焼技術者自立支援工房)は、日本を代表する伝統工芸「九谷焼」の発展・振興を願い、平成13年4月に県立の九谷若手陶芸家支援施設として誕生しました。
陶芸に関する基礎技術がある方ならば、制作スペース、設備、展示ギャラリー等を気軽にレンタル利用することができます。建物は九谷陶芸村の中にあり、いつでも技術と伝統の深い九谷焼を目にすることができ、さらに石川県立九谷焼技術研修所と隣接しているため、研修生にとっては、先輩の力強い後ろ姿を近くで感じることのできる環境です。
施設は主に、使用者が長期間(最長3年間)自由に創作できる「個室工房」、
九谷焼に携わる人なら誰でも随時使用できる「共同工房」、
若い作り手の作品を展示する「ギャラリー彩」から構成されています。
共同工房では、ロクロ・窯・上絵室など九谷焼の制作に必要な設備を一般に貸し出しています。
ガス窯、電気窯などの大型設備の利用や、ロクロや上絵コーナーでの制作など、
それぞれの制作スタイルに応じてご利用下さい。
共同工房の詳細は 共同工房 をご覧下さい。
支援工房九谷には5室の個室工房があり、
九谷焼の作り手として独立を目指す若手が、3年間の期限で専用工房を使用しています。(※選考試験があります)
各工房では、ガラス越しに制作風景を見ることが出来ますので、土をこねたり絵を描いたりと、作り手の真摯なまなざしから普段は知ることのない九谷焼の側面に触れることができます。
個室工房の詳細は 個室工房 をご覧下さい。
ギャラリー彩(いろどり)では、共同工房利用者・個室工房入居者の作品を常設展示しています。
また、期間限定の個展やグループ展を開催するなど、将来の九谷焼を担う若手の発表の場として活用しています。
若い感性の創り出す、九谷の新しい息吹を感じてください。
ギャラリー彩の詳細は ギャラリー彩 をご覧下さい。
利用時間:9:00〜17:00
休館日:毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)
12/29〜1/3